タラソテラピーは『健康・美容・メンタル』に効果的なおすすめ健康法!やり方や最適な塩まで紹介します
調味料の中で欠かせない『塩』
塩は食べるだけでなく、使い方次第で健康・美容・メンタルなどへの良い効果が期待されるのはご存知でしょうか?
日本だけではなく世界各地で塩を使った健康法『タラソテラピー』は活用されてるのです。
今回の記事では、お家・自宅でも簡単にできるタラソテラピーの
- 効果
- やり方
- おすすめの岩塩
などを詳しく紹介します。
気になられた方は、ぜひ一度自宅でタラソテラピーをお試しください。
そもそもタラソテラピーとは?
タラソテラピーとは、古来から伝わる塩を使った健康法です。
ギリシャ語で「海」を意味する THALASSO(タラソ)、
フランス語で「療法」を意味する THERAPY(セラピー)
を組み合わせた造語であり、日本語では「海洋療法」と呼ばれています。
タラソテラピーのはじまりは、古代ギリシャまで遡られ、
医師であったヒポクラテスは、戦闘で傷ついた兵士の治療などに海水での入浴や海水の飲用による治療法を活用したと言われているのです。
1700年代には、『がんの治療に海水が効果的である』という趣旨の論文がイギリスの医師によって発表されました。
それからヨーロッパ各地で海水の研究が行われ、
『人間の血液は海水と同じような成分で出来ている』
と1904年にフランスの生理物学者ルネ・カントンが発表して医学的検知での研究も加速。
1961年、フランス医学アカデミーにおいて
『タラソテラピーは、海洋性気候のもとで海水・海藻・海泥を用いた自然療法』
と正式に定義されました。
人間のさまざまな自然治癒力を引き出す医学療法として認定されたのです。
近年では、『健康増進・治療』を行うための多くのタラソテラピー施設が開設されました。
タラソテラピーの効果
タラソテラピーには複数の種類がありますが、大まかに期待される効果は、ストレス解消・美容・生活習慣病の予防・ダイエットなど様々です。
マグネシウム・カルシウム・ナトリウムといった成分が含まれている岩塩を使うことで
肌の汚れや皮脂を取り除いたり、筋肉の弛緩作用があったり、臭いをケアするなどの効果にも期待されます。
エステでも導入され多くの方に親しまれているタラソテラピーにどのような種類があるのか、
次の項目で見ていきましょう。
タラソテラピーの種類
タラソテラピーの種類は、200種類以上あると言われています。
ものすごく多いですよね(笑)
全てを紹介するとなると莫大な文字の量となるので、
今回の記事では、
- 直接利用
- 間接利用
に絞ってタラソテラピーを紹介していきます。
直接利用のタラソテラピー
直接的に塩・海水を肌に付ける方法を『直接利用』としましょう。
直接利用に該当するタラソテラピーを
- ハイドロテラピー
- アルゴテラピー
- ファンゴテラピー
の順番で紹介します。
ハイドロテラピー(水治療法)
ハイドロテラピーは、海水に浸かることで海水に含まれた成分を体内に取り入れるタラソテラピーです。
浮力や水圧によるマッサージや水中運動を行う方法であり、物理的な作用のみでなく心理的な作用も期待できます。
アルゴテラピー(海藻療法)
海藻を使ったマッサージ剤を利用してマッサージや顔パックを行うタラソテラピーです。
海藻に含まれた肌の性質を整える微量元素・ビタミンを利用します。
ファンゴテラピー(海泥療法)
吸着力のある海泥を体に塗布するタラソテラピーです。
イスラエルの死海など塩湖で行われることもあり、美容効果・温熱効果に期待されます。
間接利用のタラソテラピー
直接的に海に触れることなく風などの力によって、海水や塩を利用する方法が『間接利用』です。
間接利用のタラソテラピーを
- 転地療法
- 地形療法
の順番で見ていきましょう。
転地療法
海洋性気候の場所に滞在することで潮風などを受けて療養するタラソテラピーです。
海洋による影響を強く受けるので、気温は比較的高めで雨量・雲量が多い地域で行われます。
地形療法
起伏に富んだ海岸沿いの地域にて潮風にあたりながら地形を活かした活動を行うタラソテラピーです。
タラソテラピーの自宅でのやり方
それでは、自宅でのタラソテラピーのやり方を細かく見ていきましょう。
- 塩浴
- 塩マッサージ
- 塩洗顔
- 塩はみがき
- 塩呼吸
の順番で紹介していきます。
ヒマラヤ岩塩を入浴剤にした『塩浴』
まず最初に紹介する塩浴は、水治療法・ハイドロテラピーの『自宅版』と考えていただいて結構です。
湯船のお湯にヒマラヤ岩塩バスソルトを入れることで疑似海水を作ります。
ヒマラヤ岩塩によって、お湯の水分子クラスターは細かくなり、なめらかな肌ざわりに。
一番風呂で感じるピリピリとした『お湯の硬さ』を和らげます。
副交感神経を優位にした塩浴によって、贅沢なリラックスバスタイムに。
また、体に熱が伝わりやすくなることで血流が良くなり、
発汗作用と筋肉の弛暖効果による『肩こり解消・疲労回復』にも期待されます。
マグネシウムが含まれる岩塩を使うことで、保温・保湿効果にも期待大!
ぬるめのお湯に浸かることで、夏の海に浸かっているような気分に♪
タラソテラピー『塩浴』のやり方
塩浴に使う塩は、マグネシウムを含むものを選びます。(にがりを足すのもOKです。)
塩浴を行う前に、
- 肌に傷がないかを確認し、大きな傷がある場合は治るまで待つ
- 浴槽の追い炊きなどの循環機能は切る
- 浴室を温めておきヒートショック(急激な気温変化によって血圧が大きく変化する健康障害)を防ぐ
- 常温の水で水分補給を行う
などをチェックしておきましょう。
浴槽には、38度程度のお湯を溜めて岩塩を入れてよく溶かします。
入れる岩塩の量は、一般的な浴槽180リットルに対して岩塩約70gほどがベストです。
10分ほど湯船に浸かったら浴槽から出て少し休憩して、また10分浸かります。
これを2-3回、繰り返して最後は体をしっかりとシャワーで洗い流しましょう。
入浴後は、
- サビの発生を防止するため湯船・排水溝をしっかりと真水で洗い流す
- 常温の水で水分補給
- 化粧水やボディクリームでスキンケアを行う
などを行ってください。
角質ケア + むくみ解消『塩マッサージ』
岩塩を使ったマッサージによって、角質ケア + むくみ解消が期待されているのはご存知でしょうか?
水に溶かしたペースト状の岩塩で肌の上を滑らすように優しくマッサージします。
すると塩の結晶によって余分な角質が取り除かれ、塩の持つ吸着力と浸透脱水作用により
- 毛穴の老廃物を吸いだす
- 黒ずみ除去・引き締め
など、結果としてニキビ改善などの効果が期待されると言われています。
タラソテラピー『塩マッサージ』のやり方
塩マッサージは、粒が大きな岩塩で力強く擦ってしまうと、肌に傷がついたり色素沈着の原因になりかねないので、
なるべく粒が細かい岩塩で優しく行うようにし、塩浴と同じようにマグネシウムが含まれているものを選びましょう。
まず、水に岩塩を溶かしてヨーグルトくらいの硬さのペースト状にします。
ペースト状になったものを肌に塗り優しく円を描くようにマッサージしてください。
塩マッサージの頻度は、週に1度が目安であり、頻繁に行うと色素沈着の原因になるので注意してください。
マッサージを終えて真水で洗い流した後は、化粧水・ボディクリームでスキンケアを行いましょう。
また、水・塩のみで刺激が強く感じられた方は、卵白・オリーブオイルなどを混ぜて使用することをオススメします。
毛穴スッキリ + 引き締め効果『塩洗顔』
岩塩で洗顔することで、古くなった角質・毛穴の老廃物を除去して引き締め効果が期待できます。
やり方は体のマッサージの時と同じですが、顔は皮膚が薄いので傷をつけないように注意しましょう。
口内環境を整えるタラソテラピー『塩はみがき』
マッサージをする時に作ったペーストは、歯茎・舌のマッサージにも使うことができます。
ペーストを指に乗せて歯茎を優しくマッサージすると塩の収れん作用によって歯茎が引き締まるのです。
こちらも粒の大きい塩を使うと歯茎を傷つけてしまう恐れがあるので、
粒の大きさは小さめなものを選んでください。
なお、塩はみがきだけでは歯に付着した汚れを完全に除去することはできかねます。
そのため、通常は歯磨き粉を使った歯みがきを行い、塩はみがきは歯茎のケアとしてプラスで行うと良いです。
あるいは、普段使用している歯磨き粉に塩を混ぜるのも良いでしょう。
空気に溶け込んだ塩を吸う『塩呼吸』
空気中に溶け込んだ塩を吸い込むことでぜんそく・喉・肺の不調などの効果が期待され、
岩塩を壁や床に敷き詰めた塩サウナが日本にもあります。
こちらもタラソテラピーの一種ですが、自宅で実践することが可能です。
身近なものを使って作ることができるので、ご興味がある方はぜひお試しください。
タラソテラピー『塩呼吸』のやり方
塩呼吸をするためのアイテムは『ソルトパイプ』と呼ばれています。
ソルトパイプを作るためには、
- ピンク岩塩(粒が大きめな小粒タイプがオススメ)
- ストローが挿せるくらい注入口が大きい容器
- 太いストロー
- 排水溝用ネット
などが必要です。
塩呼吸は、
- 容器にピンク岩塩・少量の水を加えて岩塩がしっとりするまで振る
- 容器の注入口にネットを被せてストローを挿してピンク岩塩に触れないくらいの位置に調整
- 容器のフタを閉める
- ストローを口に咥えてゆっくり息を吸って、ストローから口を外して息を吐くのを数回繰り返す
という手順で行います。
ソルトパイプに使う岩塩は粒の大きさが細かすぎると吸い込んでしまう恐れがあるので、
小粒タイプほどの大きさがオススメです。
容器の岩塩が溶けきるまでずっと使えるので吸い口を清潔にして保管しましょう。
汚れが気になった時は、容器や岩塩を洗って乾燥させることでまた使用可能です。
タラソテラピーを自宅で行う時にオススメの塩
タラソテラピーで使用するヒマラヤ岩塩は、マグネシウムが含まれて粒の大きさが小さいものがオススメです。
上記の条件を満たしたものが『梅研本舗のパウダータイプ ヒマラヤ岩塩』になります。
梅研本舗のヒマラヤ岩塩は、財団法人塩事業センターで含まれる成分を分析済み!
一般的な塩
カルシウム | 0.009g |
マグネシウム | 0.015g |
硫酸イオン | 0.026g |
カリウム | 0.088g |
財団法人塩事業センター海水総合研究所調べ:ヒマラヤ岩塩 ピンクパウダー
カルシウム | 0.14g |
マグネシウム | 0.13g |
硫酸イオン | 0.96g |
カリウム | 0.14g |
一般的な塩に比べてマグネシウムなどの成分が一般的な塩よりも多く含まれていることが分かります。
また、ヒマラヤ岩塩では珍しい小麦粉のように細かいパウダータイプなので溶けやすく、
肌に使用する時も滑らかな肌ざわりです。
販売責任者である弊社の代表が、海外で直接買い付けを行っているので安心安全
+
余計な中間業者が間に入らず中間マージンが発生しないため、低価格での提供を実現しております。
まとめ
自宅で出来るタラソテラピーのやり方からオススメの岩塩まで紹介させていただきました。
食事以外の場面でも手軽にヒマラヤ岩塩を生活に取り入れることで
外出しなくてもエステへ行ったリラックス気分が味わえます。
ぜひ日々の生活に取り入れて充実した日々をお過ごしください。
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